Monthly Archives: 12月 2014

ベース/ギターの指板表と五線紙のPDFファイル。無料ダウンロード!

fumen

自分用とスタジオでの楽器レッスン用に、ベース/ギター指板表(6段)と五線紙(12段)のPDFファイルを作りました。A4の用紙に印刷すれば指板表、五線紙として使えます。

指板表は写真位のサイズのマジックで少し縦長(タマゴ型)に点を打つと、簡単に見やすい点が書けます。自分はルートはボールペンで2重マルにしてます。フレットはナットから15フレットまでありますので大体のスケールなどに対応できると思います。

下記リンクに両ファイルともUPしておいたので使いたい人はご自由に使って下さいませ。ただしネットによる再配布はご遠慮ください。

ミックスダウンやマスタリングで、スタジオにファイルを持ち込む時に知っておくべき作法3つ。

files_mochikomi

作法というと少し大袈裟ですが、知っておくと良いマナーですね。

これは基本的にうちのスタジオでミックスダウン/マスタリングの依頼をもらった時にファイルを持ち込む人に伝えている事なのですが、他のスタジオへの依頼時やリミキサー/他アーティストとの共同作業する場合にも共通する部分が多いと思います。

今回のマナーに関しては知っていれば誰でも簡単に実践できることですので是非読んで知っておいて下さい。

たかがファイルですが、持ち込み方によって意外にもエンジニアや相手アーティストのモチベーション/作業効率に関わってきますよ。

ファイル名の付け方

●MIXの場合

ミックスダウンを頼む場合、各パートをマルチでばらばらに書き出してスタジオに持ち込むことになります。

それぞれのパートのファイルの名前は誰でも分かる名前をつけておく様にしましょう。

たまに本人にしか分からない様なパート名や、ひたすらTRACK1.2.3等があります。作っている本人は音を把握しているので問題ないかもしれませんが、エンジニアは初めて聞く曲になる訳です。ミックスダウンをする時、はじめに曲を聴きながら曲全体がどんなパートで構成されているか把握していく訳ですが、その時に誰でも分かるパート名になっていれば把握作業の時間も短縮されます。パート名から音がまったく連想できない場合、ひとつずつSOLOで聴いてリネームしなくてはいけないので余計な作業が増えます。

例えば曲を聴いてエンジニアが『まずベースの音から手を付けよう』と思っても、各パート名がソフトシンセの名前のままだったりすると多くのパートの中からSoloにして音を聴き探すことになります。bassと書いてあればすぐ分かりますよね。下の例ようなネーミングならすぐ取り掛かれます。

【ファイルネームの例】

  • 01_Kick
  • 02_Bass
  • 03_SN
  • 04_Hat
  • 05_Hat2
  • 06_Epiano
  • 07_SYN1
  • 08_SYN2
  • 09_VO
  • 10_Cho1
  • 11_Cho2
  • 12_CYM
  • 13_SE1
  • 14_SE2
  • 15_EFX

どうでしょうか?このファイル名ならば曲を聴けば大きな回り道をしなくても弄りたい音にたどり着きますよね。

またファイル名の頭に番号を振っているのは読み込んだ際にこの順番で読み込まれる場合が多いからです。事前にリズム隊から上モノとトラックの並びが分かりやすい方がエンジニアも作業しやすいですので。ただDAWによっては読み込み方式に違いがあるかもしれませんが、多くは番号や頭文字順に読み込まれますので私はこのようにしています。

もし特殊な楽器や音でどんな名前をつけていいか分からないパートがあれば、自分でわかる名前にしておいてファイルを納品する同じフォルダ内にTEXTファイル等で説明を入れておけば良いかと思います。

●マスタリングの場合

2mixから行うマスタリングの場合、基本的にはファイル名は曲目でokです。長い曲名なら大体分かる感じに省略すれば良いと思います。また曲順が決まっているのであればMIXの時に書いた例のように曲名の前に『01_songname』と番号を入れておきましょう。

またマスタリングでは同じ曲でも複数の2mix素材を出して、マスタリングエンジニアに一番よい結果になるものをチョイスしてもらい処理していくケースもあります。例えばミックスダウン時にボーカルの音量をどれ位にするかバンド内で意見が分かれたが、どちらも曲のバランスとしては成立している場合、2種類ミックスダウン違いの2mixを用意しマスタリング後にどちらを取るか決定したい場合などですね。
そういった場合でも

  • 『01_songname_Vo_0dB』
  • 『01_songname_Vo+2dB』

といった形でマスタリングするエンジニアがファイル名から2mixの違いが分かるようにしておくと良いと思います。

ミュージシャン立ち会いマスタリングの場合は音の説明は直接できるのでファイル名に工夫しなくても良い気がしますが、ファイル名にも記載してあった方が無駄な時間が省かれ、確実にマスタリングの作業効率はUPします。

必要なファイルだけ持ち込む

新規メディアに作業に必要なファイルだけ入れてスタジオに持ち込む。

これも以外に多いのですが、持ち込まれたUSBメモリやハードディスク等を開くと大量のフォルダやファイルが入っている場合があります。大量にあっても整理整頓され誰でも分かるようにしてあれば良いですが、基本は新規メディアに必要なファイルだけを移して持っていきましょう。

また、MIX用のマルチファイルのフォルダをコピーしたら、MIXで使うファイル(パラで書き出した)以外にセッションファイルやNGテイク等の不必要なファイルが大量にある場合も、コピー時間に無駄が出てしまいますしエンジニアのモチベーションが下がると思います。

フォルダの名前もファイルネーム同様、分かりやすくしておきましょう。

ファイルの書き出し方法

●書き出し範囲

これに関してはスタジオによって色々と違いがあるかと思いますが、基本的には全てのパートを曲の頭から終わりまでオーディオファイルとして書き出すのが良いです。

※ただしミックスダウンを依頼するスタジオと同様のDAWソフト(例えばProTools)でレコーディングしていた場合、そのままセッションファイルで持ち込んでもらえば問題ありません。

ミックスダウンを依頼するスタジオと違うDAWソフトやマルチトラックレコーダーで録音されている曲に関しては、基本的には全てのパートを曲の頭から終わりまで書き出してください。また例えば曲の中間に一度しか出てこないパート(例えば効果音的シンセやギターソロ…)は曲の頭からそのファイルの終わりまでOKです。こういった曲の途中で終わっているファイルに関しては曲頭からそのパートの終わりまでの 書き出しでも問題はありません。

ただ書き出しに慣れていない方はパートごとに書き出し範囲指定を変更するとミスする可能性もあるので不安な場合は曲の頭から終わりまでの書き出しをオススメします。

●書き出し時のサンプリングレート/ビットレートの設定

また書き出しの際には録音時のサンプリングレート/ビットレートのままで、『マスターエフェクト、ノーマライズ、ディザー』等をOFFにして書き出して下さい。これはMIXでもマスタリングでも同様でMIX/マスタリング工程の音質に大きく関わってきます。ソフトによってはデフォルトでノーマライズ/ディザがONになっているものもあるようなので確認してみてください。


まとめ

経験上、気になるケースを書いてみましたが、
要するに『エンジニアや相手アーティストに不必要な作業をさせないように準備しておく事』につきます。相手への思いやりが伝わり良い作品作りに繋がると思います。

もちろんプロのエンジニアはどんな状況でも音に集中して作業できます。それでも、しっかり準備がされているプロジェクトでは余計な作業や不安もない為、よりクリエイティブな面だけに集中できますよね。

音楽だけに関わらず共同での作品作りの時には、関わるアーティストやスタッフの調子を最大まで引き出してやる!っ位の感覚で準備しておくと良いんじゃないでしょうか(笑)。

参考になれば幸いです。それでは。

※今回の記事はstudio dubreelのみに該当する様な内容にはしていませんが、『ファイルの書き出し方法』に書いた内容はスタジオによって必要とするファイルが違う場合もありますので、必ず依頼するスタジオにきちんと聞くようにしてください。

『i Real b』 楽曲データの入れ方(現在スタンダード1300曲 ) 【2014/12更新記事】

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2011/05/12、リニューアル前のBLOGで記事で書いた『i Real b』への楽曲インストールの仕方。

最近アプリを使った際にフォーラムを確認すると1300曲に増えていました。またアプリのインターフェイス等も変わったので、今回写真を新たに記事を書き直しました。


iReal Pro – 楽譜とプレイアロング 6.0.1(¥1,300)App
カテゴリ: ミュージック, 教育
販売元: Technimo LLC – Technimo LLC(サイズ: 71.4 MB)
全てのバージョンの評価: (325件の評価)
+ iPhone/iPadの両方に対応

『i real b』は簡単に説明すると、リアルブック+マイナスワン再生、iPhoneアプリです。アプリ自体の詳しい説明は下記リンク先にあるので知りたい方は読んでみてください。

JAZZプレイヤーに必須のコード譜&マイナスワン再生アプリ『i Real b』 【2014/12更新記事】


『i Real b』へスタンダード1300曲のDATAの入れ方

アプリリリース初期はアプリ自体にJAZZのスタンダードのコード譜DATAがインストールされていた様ですが、著作権の問題があったらしく、現在ではアプリ自体には楽曲のDATAはほとんど入っていません

ただし以前のユーザーが持っていた楽曲DATAはフォーラムにてダウンロードして手に入れる事が可能です。現在(2014 12/15)で1300曲もあるのでアプリを購入したら是非ダウンロードすることをオススメします!

●まずアプリの下のメニューバーにある『フォーラム』をタップ。
irealb_in_1

●フォーラムページの『iReal Pro songs』のトップにある『JAZZ』のところをタップします。
irealb_in_2

●次に『Jazz 1300 Standards』というスレッドが出てくるのでタップします。
irealb_in_3

●スレッドのTOPにiOS/Mac OSX用の楽曲データがありますのでタップ。その次の書き込みにはアンドロイド用のデータがあります。
irealb_in_4

●タップすると自動的に楽曲とプレイリストが読み込まれます。これで1300曲のスタンダード曲がGETできました。
irealb_in_5

曲によっては多少コードの直しがいるものもありますが、一から打ち込む事考えたらすごい楽ですよね。他にもフォーラムにはコードDATAが色々あるのでチェックしてみると良いですよ。

しかし、ほんと良いアプリです。JAZZやアドリブ好きなミュージシャンは、このアプリの為にiPhone/iPadの購入を検討してしまう位の魅力があると思います(笑)。
作者さんに大感謝!ありがとう。

iReal Pro – 楽譜とプレイアロング 6.0.1(¥1,300)App
カテゴリ: ミュージック, 教育
販売元: Technimo LLC – Technimo LLC(サイズ: 71.4 MB)
全てのバージョンの評価: (325件の評価)
+ iPhone/iPadの両方に対応

JAZZプレイヤーに必須のコード譜&マイナスワン再生アプリ『i Real b』 【2014/12更新記事】

ireal_eye

2011/05/12、リニューアル前のBLOGで記事で書いた『i Real b』の記事。

相変わらず愛用しているアプリですが、バージョンUPに伴いアプリのインターフェイス等も変わったので今回写真を新たに記事を書き直しました。


iReal Pro – 楽譜とプレイアロング 6.0.1(¥1,300)App
カテゴリ: ミュージック, 教育
販売元: Technimo LLC – Technimo LLC(サイズ: 71.4 MB)
全てのバージョンの評価: (325件の評価)
+ iPhone/iPadの両方に対応


i Real bは楽器のアドリブ練習に役立つiPhoneアプリです。特にJAZZをやるプレイヤーには最高のアプリだと思います。

楽器プレイヤーにとって1番のアドリブ練習は自分より上手いプレイヤーとのセッションだと思います。即興での醍醐味である他プレイヤーとのインタープレイは、
やはり色々なプレイヤーと実際にやらなければ身に付いていかないと思いますので。

ただスケールやフレージングといった面からのアドリブの練習は必要ですよね。そんな練習のバックグラウンドに最適なiPhoneアプリです。

『i Real b』はどんなアプリ?

これはいわゆるリアルブック(JAZZスタンダードの楽譜)+マイナスワン再生アプリです。

現時点で1300曲のコード譜DATAが入手可能です。譜面の値段だけとしても十分安いですが、さらにマイナスワン再生までできるのです。個人的には5000円くらいでも適正な価格だと思ってしまいますね(笑)。

※著作権の問題で1300曲のコード譜DATAはアプリ自体には入ってませんが、フォーラムから入手可能です。詳細は後述します。

【i Real b】

自作コードDATAやフォーラムからスタンダード楽曲をインストールしている場合、下記のような画面で曲を選択できます。横のアルファベットでその頭文字の楽曲集に飛びます。
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曲を選択するとこのようにコード譜が表示され、譜面のどこかをタップすると再生や設定のメニューが表示されます。基本はこれだけ。マイナスワン再生を使ってアドリブを思う存分楽しめます。
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i Real bはシンプルに使えますが色々な便利機能があります。下記に私が使っている機能や便利だなと思う機能を紹介したいと思います。

●i Real bの便利機能

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●楽曲の譜面DATAやマイナスワンを、PDFファイルやオーディオDATAとしてシェア可能です。

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私はオーディオシェアは使ったことがありませんが、譜面は他のミュージシャンに送りたい時にPDFでメールにて送信しています。

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●マイナスワン再生時は基本的にコード/ベース/ドラムのトリオ形式で音が再生されます。各楽器のバランスも自由に変えれるので、例えばベースをミュートしてしまえば4ビートなどのウォーキングベースの練習も出来ます。

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●アプリなので移調もキーを指定するだけでコード譜が即指定したKeyに変換されます。iPadなら画面も大きいので移調可能なスタンダード譜面集としても使えますね。

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●i Real bの便利機能その2

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●現在位置マーカーの表示/非表示

これはマイナスワンで現在再生している位置をマーカーで教えてくれる機能ですが基本的には切っておくことをオススメします。これで練習して慣れてしまうと小節感覚が鋭くならないと個人的には思います。もちろん難しい曲や楽器初心者の方には便利な機能だと思います。ただ曲に慣れてきたらOFFする方が良いと思います。

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●譜面のバックグラウンドカラー

『ナイトモード』をONにすると黒に白い文字になります。また『配色』ではバックグラウンドカラーを自由に変えることができます。自分の好みや見やすさにあわせてカスマイズできるので便利ですね。

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●コードの表記方法

JAZZのプレイヤーはボイシングもこだわりのひとつだと思いますので初心者向けの機能になると思いますが、コードのボイシングをギターやピアノで表示してくれるモードです。写真はギターに設定したものです。これからコードを覚える方には便利な機能ですね。

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●マイナスワン再生時のジャンルはJAZZ、Latin、Popと様々なジャンルがよって用意されています。マイナスワンとして使うのであれば充分な種類をカバーしていると思います。写真はJAZZで使えるジャンルです。

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●まとめ


私はかなり昔Macで『Band in a box』というソフトを愛用していましたが、個人的にはそれのiOSバージョンといった感じですね。ただし価格は10分の1位ですし、いつでも持ち歩けるのが素晴らしいですねー。JAZZをはじめアドリブを楽しみたいミュージシャンの方には一押しのおすすめアプリです!ほんと素晴らしいアプリを作ってくれた作者の方に感謝!

ちなみにスタンダード楽曲をフォーラムからインストールする方法はこちらの記事『i Real b』 楽曲データの入れ方(現在スタンダード1300曲 ) 【2014/12更新記事】をご覧ください

それでは

iReal Pro – 楽譜とプレイアロング 6.0.1(¥1,300)App
カテゴリ: ミュージック, 教育
販売元: Technimo LLC – Technimo LLC(サイズ: 71.4 MB)
全てのバージョンの評価: (325件の評価)
+ iPhone/iPadの両方に対応

ギターやベースを録音/レコーディングするために気をつける5つのルール!

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今回はエレキギターやエレキベースを録音する時に、当スタジオで気をつけているノウハウをシェアしたいと思います。

ミュージシャン自身でレコーディングする機会が多いと思いますし、レコーディングスタジオで録音する時にも役立つ情報だと思いますので、ぜひ参考にしてみてください。

トーンでハイカットし過ぎない。EQし過ぎない。

レコーディングに慣れないうちは本体のトーンコントロールやアクティブ楽器のEQはなるべくなら使わずにフラットな音にしておくと良いです。なぜなら事前の過度な音作りをしたものを後からフラットに戻すことができないからです。

例えばジャズ系のギターやレゲエのベース等、最終的にトーンコントロールを絞った丸い音にしたいケースは多いと思います。

しかし丸い音作りはミックスダウンでも可能なため音作りに慣れないうちは、mix工程で大きく音作りをした方がベストな結果になることが多いでしょう。

ギターをアンプ録音する時のアンプにセッティングも同様です。

もちろん全体の音を考慮した上でギターやベースの音のイメージがしっかり出来上がっている場合や上級者の場合、録音前の音の作り込みは良い結果をもたらすのでドンドンTRYしてもらって問題ありません。

アンプ録りの場合、必ずマイクからの音を聴いて音作りする。


アンプから出した音をマイク録音する時には、必ずマイクから拾った音を確認しながらアンプやギターのセッティングをしましょう。

これは『アーティストがプレイ中に聴いているアンプからの出音』と『マイクから拾われた録音される音』ではリスニングポイント(音を聴く位置)ずれていて音色が大きく変わるためです。

通常はアンプはだいたい床に置いてギタリストは立って演奏する事が多いと思います。しかし録音の時はマイクセッティングでかなり音が変わりますし、またマイクやマイクプリの種類によっても録音される音は大きく変わってきます。

ですのでマイクを経由した音をスタジオのモニターで確認しながらアンプやコンパクトエフェクトのつまみを調整して音色を作った方が良い結果になります。



●レコーディングスタジオの場合

ブースにアンプを置き、コンソールルーム(MIXする部屋)を行き来して音を確認する。あるいはコンソールルームで演奏する。


●リハスタなどでのセルフレコーディングの場合

数小節からワンコーラス程度レコーディングしてプレイバックして判断する。プレイバックしてイメージとズレていればアンプやコンパクトエフェクトの調整をして再度録音して聴くと繰り返す。


少し時間はかかりますが、こういった細かい調整が後々の仕上がりの音に大きく影響してくるのです。

目的の音を考えての弦の交換。

チューニング安定と求める音色の観点から弦交換のタイミングを考えましょう。

私の場合の楽器ごとの目安を下にあげていくので、自分のケースにあわせて参考にしてみてください。



エレキギター

私はほとんどの場合、レコーディング30分前〜数時間前くらいに交換します。エレキギターはきちんと張り替えれば30分程でチューニングも安定しますし、古い弦は抜けの悪い音になったりオクターブチューニングがあわないデメリットがあります。JAZZなどで少し丸い音がほしい場合は1日前くらいに変えています。



エレキベース

ベースの場合は音色の好みによってタイミングが変わってくると思います。エレキベースもきちんと張り替えれば30分〜1時間もすればチューニングも安定しますしオクターブも揃って良いのですが、音色はかなりパキッとしますよね。私はエレキベースの張りたての弦の音が好きではないので2週間〜1ヶ月くらいして音色が落ち着いてからレコーディングします。

張りたての抜けのよい音が好きな人は張り替えたての方がベストなので30分前〜数時間前の交換で問題ないです。



ガットギター

ナイロン弦はスチール弦と比較すると、張り替えた後しばらくチューニングが安定しないのでレコーディングの数日前から交換しておいた方が良いと思います。ガットギターはピエゾピックアップ付でもレコーディングではコンデンサマイクで録音する事が多いので、普段弦を交換する時から【チューニングの安定/生音の鳴りの良い状態】の大体の日数感覚を意識しておいてレコーディングにあわせるとベストかと思います。

●空間系エフェクトのかけ録り。

空間系エフェクトは『かけ録り』するか『MIXで処理』するか、の判断は欲しい音のイメージで判断する。

【空間系エフェクトかけ録り】

  • メリット:MIX工程での空間処理では出せない特有の音色や質感が得られる。
  • デメリット:エフェクトをかけ過ぎたりした場合、あとから減らしたりが出来ない。

【MIXでの空間エフェクト処理】

  • メリット:MIX工程で処理する為、非常に細かい音の調整が可能になる。
  • デメリット:かけ録りのような質感を作ろうと思うと意外と時間がかかる場合が多い。

エレキギターは特にギター+エフェクト+アンプで1つの楽器という面があります。空間系エフェクトなどもアンプでのドライブ感/歪みなどが付加された特有の音色になります。

ですので、このパートは絶対このイメージ!と決まっている場合は空間系エフェクトでもかけながら録音すると良いでしょう。ただ後からやり直しは効きませんので、自分で決めたエフェクトの設定から少しだけ空間系エフェクトの量を減らして録っておくと経験上ミックスダウンで融通がききやすいですね。

もちろんトーンの項目と同様、全体の音を考慮した上で音色のイメージがしっかり出来上がっている場合はイメージ通りの音で録音して問題ありません。

録りなおしする可能性がある時はセッティングをmemoする

どうしてもあとから差し替えたい場所が出てきたりアレンジが変更になってフレーズが変わることがあったり、日をまたいで録音するケースはレコーディングでは良くあることです。

録りなおしの可能性がある場合は、エフェクト/アンプのセッティングやマイキングはmemoをしておきましょう。

今はスマートフォンなどを使えば写真なども組合せて分かりやすくmemoできると思います。iPhoneでしたら純正メモアプリ(iOS8)でも写真も取り込めますし、Evernoteなどはクラウドにデータを保存できるので便利で良いと思います。


●EVERNOTE

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Evernote 7.6.2(無料)App
カテゴリ: 仕事効率化, ユーティリティ
販売元: Evernote – Evernote(サイズ: 60.5 MB)
全てのバージョンの評価: (44,710件の評価)
+ iPhone/iPadの両方に対応


ちなみに私は『My Measures』というアプリを愛用しています。

これは本来は部屋やモノの寸法をメモする為のアプリで写真をとって簡単に寸法を書き込め便利です。色々な用途に使えるのでかなり愛用しています。

●My Measures

myM_375

私の測定 – My Measures & Dimensions – DIYのための最高のアプリ 4.10(¥300)App
カテゴリ: 仕事効率化, ユーティリティ
販売元: SIS d.o.o. – SIS d.o.o.(サイズ: 32 MB)
全てのバージョンの評価: (372件の評価)
+ iPhone/iPadの両方に対応


●まとめ

どうだったでしょうか?

仕事でレコーディングをしていたり長く宅録をしている人には当たり前かもしれないですが、エンジニア/プレイヤーとして普段私が心がけている5つのルールをあげてみました。


重要なのは、

  • レコーディング後に戻せないことは大きく処理し過ぎない
  • レコーディング前にできる音作りはやっておく

という2点です。

これらは矛盾している感じですが意識してレコーディングやMIXを経験していくうちに、この2点の自分にとって曲にとってベストなバランスが分かってくると思います。


セルフレコーディングでもスタジオレコーディングする場合でも参考になるように書きましたので、良い音を録音する手助けになれば幸いです。