Belden88760を使った、D-Subマルチケーブル制作。

楽器/演奏

スタジオでI/Oに使っているD-subマルチケーブル。

本来ならマルチケーブル用途の市販ケーブルを使うのですが、スタジオ立ち上げ時にワイヤリングで使ったマルチケーブル(BELDEN 1512C)の音質が気に入らなかった経緯があり、難易度は高いですがBELDEN88760を8本重ねてD-sub25 マルチケーブルを作りました。

88760を選んだ理由は、『自分が音質をわかっている市販ケーブルで、極力細いもの』だったからです…(笑)。

Organic Wireであれば、いちからワイヤーを作るのでマルチケーブル仕様も制作可能なんですが、時間がかかるため今回は88760で作りました。時間がとれたらOrganic Wireバージョンも制作したいなとは考えています。

88760 D-sub、音質は通常のマルチケーブルより音痩せもなく中々良いんではないでしょうか。一度依頼されて同じものを制作した時も同様の感想をもらいましたし。

ただケーブルが硬いので取り回しずらいのとDsub側のプラグが写真のように若干閉まりきらないのが少〜し難点ですかね。

しかしケーブルのグラつきはなく機材へのコネクトもしっかりネジで固定でき、使い勝手には影響しないので問題なしです。

Dsub25_plug

また市販のマルチケーブルと違うのは8ch全てが赤色なところですね。

通常のマルチケーブルはケーブルの色で何番のチャンネルか分かるようにカラーコード仕様になっているんですね。うちのスタジオ内のワイヤリングも基本カラーコードで色分けしていて慣れているので全て赤では使いづらいのです…。なので今回はXLRプラグ側でカラーコードに対応させました。

なかなかカラフルで気に入っています。

Dsub25_belden03_1111

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